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世界の果てに。

by いぶし銀。

もう戻れない時間、というものがある。

旧友と再開すれば、若かりし頃に戻ることができるし、録画した番組を見れば、そのころの自分を思い出すことも出来るだろう。

でも、もう戻れない時間というものは、確実に存在する。

あのバンドを知ったのは僕が大学生の頃。「バードメン」なんていう曲名を聞いた時や、「GWD」という曲名が「がなる」「われる」「だれる」の頭文字だというのを聞いた時、なんとなくずっこけてしまいそうな感覚すら覚えた。でも、楽曲を聞いたら全く正反対の意味で度肝を抜かれてしまった。

彼らは常にかっこよかった。ライブでは常に黒い細身のモッズスーツに身を包んでいたこと。ボーカルのチバユウスケは、自分の歌い方が喉に負担をかけることを知っていて、ツアー中は必ず医者を予約しておくこと。某音楽番組で出番をすっぽかしたロシア出身のアイドルユニットの代わりに、即興でビシっと1曲決めたときは、テレビ局のスタジオが完全にライブハウスになっていたこと。ドラムのクハラカズユキがモヒカンだったこと。

そして、口数が少なく、スラっと伸びた背にモッズスーツがとんでもなく似合っていて、エフェクターを使わず、アンプ直刺しのギターで、超絶正確無比なカッティングを決めていたあの男、アベフトシ。

あんなすごいバンドは後にも先にも出てこないんだと思う。だからこそ僕はThe Birthdayが今でも聴けずにいる。

そして、そのバンドで紹介する曲がこの曲っていうのもどうなんだろうと思うけれど、とにかくこの曲は名曲なんだ。PVも男気あふれていて、本当にかっこいい。アルバム「カサノバスネイク」の先行シングルは「GT400」だったけれど、このアルバムの代表曲は間違いなくこの曲だと思う。

異論は認める。

ー「リボルバー・ジャンキーズ」by thee michelle gun elephant (album「カサノバ・スネイク」より)

ベースのウエノコウジだけは紹介し忘れちゃった。HIATUSのベースを弾いているけれど、実はまだHIATUSもちゃんと聞けてないんだ。聞いたら紹介する予定でいます。


いぶし銀。
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