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状況が裂いた部屋からこんなところまで

by いぶし銀。

15年前には考えつかなかったような

そもそも僕が音楽にドハマリするようになったのは1997年。大学生のころである。きっかけはテレビ東京の番組「タワーカウントダウン」という、タワーレコードが提供していた番組だった。その時にピックアップされていた新人アーティストが「天才だ」と持ち上げられていたことがきっかけだった。

その時には「この人の声、何かものすごいなぁ。上手いのか下手なのかよくわからんけど、歌詞はものすごいなぁ」と感じたくらい。

その後、大学の生協でアルバムを予約して、その天才新人アーティストの1stアルバムを発売当日に購入。一緒にthee michelle gun elephantのアルバムとかも買ったかな。

その後、そのアーティストに取り憑かれ、ライブをやらないと公言していたはずのそのアーティストの初ライブを見るために日比谷野外音楽堂まで行き、観客席で大盛り上がりしているところが何とスペースシャワーTVに写ってしまうなんていうおまけまで付いた。

デビュー前はタバコを買いに行くにも人に会わないように、陰になっているところを選んで外出したり、ほぼすべての楽器を自分で演奏し、「状況の裂いた部屋」と名付けた自室で全てレコーディングしたりと言った、いわば孤独主義(というか人嫌いというか人間不信というか)なそのアーティストは、デビュー・シングルで「どう?」という疑問を投げかけ、


3rdアルバムの先行シングルではついに自問の答えが出たのか「そう!」という吹っ切れたような歌詞を書き、

そしてついにバンドまで組んでしまったという。

人間の成長というか、変化の一部始終を見てしまった気がする。


その天才アーティストの名は、中村一義。

そして彼が組んだバンドの名前は「100s(ヒャクシキ)」。僕も大好きな、ガンダムに出てくるモビルスーツの名前がその由来だ。この辺りの話をちゃんとすると長くなるので下の方で補足します。

前に「メガネが☆」という記事で話題にしたアーティスト、レキシ(池田貴史)がキーボードとして名を連ねたこのバンド、とにかく楽しそうにライブをするのだ。あれだけ「ライブはやらない」とかデビュー前は引きこもりだったとか、そういう人とは思えないくらい。本当に楽しそうなのだ。

その100sのファーストシングルがこちら。

A!(エース)

ー100s「A」




※ヒャクシキとは・・・・
機動戦士Zガンダム(最初のガンダムの続きです)に出てくる、クアトロ・バジーナ大尉の搭乗機「百式」。型番に100という数字が入っているから「百式」なのですが、肩に「百」という漢字が書いてあって、機体はド派手な金色。戦争なのにそんなにド派手でいいのかよ、とツッコミを入れたくなるようなところが最高にかっこいい。

ちなみにパイロットのクワトロ・バジーナは「機動戦士ガンダム」では主人公のライバルだった「シャア・アズナブル」がその正体。シャアは本名である「キャスバル・レム・ダイクン」を含めて何度か名前を変えており、クワトロは4番目の名前、ということで「クワトロ(スペイン語で4の意味)」となったそうです。(ちなみに「シャア・アズナブル」はシャンソン歌手のシャルル・アズナブールから取られている)シャアは敵でしたが、クアトロは味方です。

あと、百式やガンダムなどを「ロボット」と呼ぶのはやめましょう(笑)ガンダム好きの逆鱗に触れます。「モビルスーツ」というのが正しい。ちなみに僕はガンオタではなく、ガンダム世代なだけのであしからず。ガンダム世代でガンダムを見ていた人たちにはある一定のこだわりがあるわけです。ほら、ドラゴンボールで「かめはめ波」をビームって行ったら「ビームじゃねぇよ!『気』だよ!」みたいな。ポケモンを「あぁ、妖怪ね」っていったら「違うよ!ポケモンはポケモンだよ!」みたいなね。そういう世代ごとのこだわりみたいな。

ちなみに百式はプラモデル作りたかった・・・アルゼンチンでは売ってないから作りようがないんだけれど。

これが百式(金色の方)と、クアトロ・バジーナ(正体はシャア・アズナブル)



いぶし銀。
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